• 定年男子のランとマネー

Kobo Trail 試走

 

4月29日午前8時半、吉野駅に集合した5人でKobo Trailの試走に行ってきました。

当日は雲一つない絶好の登山日和でした。

メンバーの一人Tさんの「絶対的晴れ女」パワーが遺憾なく発揮されたおかげですね(笑い)

もともとは今年1月に4人で雪の金剛山登山に行ったときに、3人がKobo Trailに出場するので試走に行こうということだったのですが、

中心メンバーのYさんがまさかの東京転勤になり、どうなるのかなと思っていると、さすがYさんで試走も本番も戻ってくるとのこと。

それならばと試走を実行することができました。

そこへ是非Yさんに会いたいからと、前日まで富士山でトレイル大会のボランティアを徹夜でやっていたYさんが駆けつけてきました。

初めてお会いしましたが、スレンダーな体型のランナーです。

フルを3時間40分台で走る脚力は、そのあとの登山でも威力を発揮していました。

トレイルの大会でも年代別で何度も優勝や入賞をされているそうです。

もう一人の男性Wさんは、地元の山岳会に所属する山男で、大阪城公園の練習会でいつも一緒になるスピードランナーです。

この中では僕はどうも劣勢だなあと思いつつ、吉野駅を徒歩で出発しました。

 

4月の初めにお花見に来た道を歩いて行きました。

途中でKobo Trailのスタート地点である金峯山寺蔵王堂で無事のお参りをしました。

 

勝手神社を過ぎると急こう配の坂がはじまります。

上千本から奥千本を超えて歩き続けます。

大会では走れるところは走らないと間に合わないなと考えながら登っていきます。

漸く舗装路が終わって山道に入ると更に急こう配が続きました。

この道の特徴は、六甲山や生駒山のような整備がされていないことです。
ところどころに、白い「Kobo Trail」のテープが巻いてあって登山路を示してくれています。

目標の大天井が岳は、標高1438メートルの急峻な山です。
Kobo Trailのコース図ではこんな感じです。

 

大天井が岳はコース序盤に大きな壁としてそびえ立っていますね。

登山の途中は余裕が無くて写真を撮ったりできませんでしたが、何度も足を止めて新緑の美しい景色を堪能しました、空には雲一つなく、暑さもあまり感じることなく仲間と話しながら山を満喫できました。

ただコースは全く甘くなくて、まさに「修行の門」でした。

大天井が岳までは修験道なのでポールは禁止でしたが、その後の「激下り」を過ぎるとポールを仕えたので登りはポールを使って足の負担を減らすことができました。

登山道を小南峠まで降りてきて、そこから4キロのロードを洞川温泉目指して走りました。

15時58分のバスが最終です。

行ってみると流石ゴールデンウィークで、バスは満員。

長蛇の列で乗車が危ぶまれました。何度か身体を押し込んで、カーブの多い道を約1時間かけて下市口駅に向かいました。

近鉄特急で阿部野橋に向かおうとすると、途中で特急券が売り切れになりました。

珍しいですね。

阿部野橋に7時前について銭湯で疲れを癒した後は居酒屋で打ち上げをしました。

ここでも店はいっぱいで6人が入るところはなかなかありません。

6人??

実は居酒屋からラン友Mさんが参加してくれました。

東京からやってきたYさんはMさん宅に泊まっているのです。(笑)
騒々しい店内で大きな声を張り上げながら会話して打ち上げは終わりました。

何となく大会も終わった感じがしますが、これを書くとTさんから
「大会はまだ始まってへん!!」と言われそうですね(笑)

因みに手元の時計の記録は下記です。(吉野駅から洞川温泉まで)

23.31キロ  6時間44分33秒   高度上昇値 1813m


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