• 定年男子のランとマネー

和田秀樹著「70歳が老後の分かれ道」には70代に行ったほうが良い様々なことが、

著者独自の視点から書かれています。

著者は30年以上、高齢者医療に携わってきて日本の高齢者向け医療について下記の2点を指摘しています。

・日本の専門家医療は臓器別分かれており、かつデータをもとに診断しており、高齢患者の身体全体の健康状態を診ていない(担当する臓器が正常値を示せば治療は完了)

・検査の数値を正常値に近づける治療やアドバイスを行うが、正常値が高齢者にとり

 ふさわしくない場合もある。(血圧を正常値まで下げると、かえってふらつくなど)

和田医師の主張では、医学の大規模データは米国の調査から来ているもので、日本では高齢者の大規模な追跡調査は無いそうです。

つまり、心疾患で亡くなることが多い米国人のデータを、ガンで亡くなることが多い日本人に単純に当てはめることは危険だという主張です。

また70代の運動習慣として「散歩」や「水中ウオーキング」を勧めていますが、例えば

階段の上り下りでも上りよりも下りを意識することで足が鍛えられると言っています。

あと3年弱で70歳になる自分自身の状態は

私は現在67歳。昨年11月に心臓手術をしましたが、そのほかにも過去2年間は各種の

病気をしました。

たまたま大きな病院に通院しているので、確かに和田医師の言うように担当する医師や

看護師の方々はかなり若いですね。

医師の診察直前に必ず血液検査か心電図検査を行って、その結果をもとに診断を下して、

必要があれば投薬の処方箋を貰います。

今年1月に、心臓手術後の回復具合をテストするためにハーフマラソンを走ってみました。

結果は2時間8分でまずまずでしたが、その後2週間して病院で血液検査をしたら、

筋肉に関係するCK(クレアチニンホスフォキナーゼ)値が上限の約20倍を示してしまい、内臓の障害を疑わせたようでお医者さんをびっくりさせました。

医師は私の診察前に数値を見て緊急入院を考えていたようですが、私が普通の顔で現れたのと、ほかの数値が異常値を示していなかったので、とりあえず入院は止めて2週間後に再検査になりました。

再検査の結果は正常値だったので、「検査の前は激しい運動は避けてください」という程度の笑い話で終わりましたが、私としては(たかが 笑)ハーフマラソンを走ってから

2週間経過して異常値を出すということは、おそらく年齢を重ねて身体の回復力が

落ちているのだなとショックを受けました。

3年前に鼠径ヘルニアで腹部を手術した後も、なかなか体力が回復しなかった記憶があるので、やはり手術というものは身体に相当なダメージを与えるものなのだなと感じましたね。(当たり前ですが 笑)

自分の身体は自分が良く知っているはず

自分の身体を知るものは、医師ではなくて自分自身と思って過ごしてきましたが、血液検査などの数値の変化などを見るとどうやらそうでもないようです。

おそらく高齢になると自分自身への認識と客観的な状態とのずれが大きくなるのでしょう。

若いうちは、気持ちでカバーして何とかなっても、年を取るとそうはいきません。

何故か?

それは回復力が大きく衰えているからです。

特に最近感じるのは、内臓の回復力です。

多少の筋トレや水泳、ランニングなどをやっても、以前はGarminの回復時間が10時間程度でしたが、先日トレイルランで山を20キロ程度走ったときには回復時間が39時間と表示されて驚きました。

また練習会で1時間のトレーニング後に約5キロのスピードランをやった後に、回復時間が19時間と出てきて、これにも驚きました。

いずれの時にもGarminの表示では、現在の状態はアンプロダクティブで、運動は十分だがフィットネスは減少している、つまり休養が必要と出ています。

ではどうするか?

腕時計の警告を無視することはできません。

この時計の警告のおかげで、自分が心房粗動という心臓の病気であることが分かって

早めに手術できましたからね。

でも腕時計のいうことばかりを聞いていると、運動する時間が無くなって運動能力が衰えてしまいます。

解決策として行っているのは下記の2つです。

・よく寝る。午後10時までにベッドに入って午前6時ごろに起床。最低8時間は寝ます。

・プロのトレーナーについてトレーニングを行う。

 すでに過去8年程度、毎週1回トレイルランニング練習会に参加しているのですが、

それとは別にジムでプロのトレーナーに見てもらって、カウンセリングを受けながら

 トレーニングをしています。

プロのコーチやトレーナーは有料です。

でも定期的に自分の身体の状態を見てアドバイスをくれるのは助かります。

金額も高くはないので、これは老後の健康への投資です。

それに、ランニングも好きなのですが、どうやら私はトレーニング自体も好きなことが

分かってきたので、プロに見てもらうことは趣味にお金を使っているとも言えます。

走ったり、泳いだり、トレーニングして、お腹減らして、よく食べて、よく寝て、

毎日を楽しく過ごせれば、子供みたいで単純な生活ですが、老後にこれができれば幸せかなと思っています。



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