• 定年男子のランとマネー

何を好んで、お盆初日の8月9に日に、軽く30度を超すダイヤモンドトレイルに行くのでしょうか?笑

山に行く前には、このような疑問を持つことは無いのですが、当麻寺駅を降りて山道に掛かったとたんに、滝のように噴き出す汗とともに、この疑問が頭に浮かびました。

このような無茶な山行に付き合ってくれたのは、10年来のラン友さん。

奇特な方です。笑

私は65歳を超えてから、いくつか病気を経験して、以前よりも山へ行くことが少なくなり、

70歳を超えてから、我ながら体力が低下したなあと実感するようになったので、

すこしでも体力を維持するために、月に一回は山に行こうと決めています。

しかし、流石に8月は暑い!

一人での山行は危険かもと思って、お付き合いをお願いしました。

実は、ラン友さんは、最近の大会の成績が不本意なようなので、誘ったらトレーニングのために、多少条件が厳しくても、一緒に来てくれるかなという思惑でしたが、これが当たったようです。笑

山に入って、祐泉寺から岩屋を抜けて、ダイヤモンドトレイルに入って、竹ノ内峠から

平石峠に向かう間が、私の大好きな静かな空間です。

暑すぎるからか、鳥の鳴き声もあまり聞こえず、虫も少ないようでしたが、すれ違う人もなく、ラン友さんと会話しながら、気持ちよく進みました。

平石峠からは、ダイヤモンドトレイル名物の「階段地獄」が始まります。

階段上りは、簡単に言うと、無限の片足スクワットのループなので、筋力が低下した私の脚が

最後まで持ってくれるかが不安の種です。

最近は、持病の坐骨神経痛に加えて、左ひざに違和感があるため、サポーターも装着して

いるので、一歩一歩試しながら進んでいく感じですね。

脚に不安を抱えながらの山行には、頼りになる友達が一緒にいると心強いです。

同行のラン友さんも、最近は山行の機会が減っているようです。

山のトレーニングが不足しているうえに、かなりの蒸し暑さなので、今日は走ることは

止めて、歩きで行こうということになりました。

途中で出会う人はゼロ。

静かな山道が続きました。

岩橋山を過ぎた階段で、2人ずれの若いランナーに遭遇。

長い階段を軽快に走り降りていきました。

「10年前は、あんなかんじだったよねー」

と言い合いながら、我々は慎重に下っていきました。

階段はV字になっていて、降り切ったら、すぐに登ることを知っているからです 笑

山道が進み、目的地である葛城山までの道標が現れてくると、少しずつ涼しくなってきました。

それでも30度くらいはあるのでしょうけれど、上りはじめが暑かったので涼しく感じますね。苦笑

葛城山まで、あと3~4キロというところで、背の高いランナーに遭遇。

ラン友さんが着ていた「Kobo Trail」Tシャツを見て、自分も大会に出たと話しかけてきて

しばしの間「Kobo Trail」談義 

やはり、あの大会はきつい大会のようです。笑

葛城山へ続く最後の長い階段を、なんとか登り切って白樺茶屋方面へ。

自販機で冷たいドリンクを購入。

展望デッキで休んだ後、せっかくなので山頂へ。

お盆の間に山頂でライトアップする催しがあるようで、ラン友さんも翌日に誘われていたのですが、しかし、残念なことに、天気予報は雨で、山遊びはリスケジュールとのこと。

山頂は風も出てきて涼しくて快適でした。

27~8度といったところでしょうか。

もっと居たかったけど、このあとロープウェイで下山して、バスが無ければ、また3キロ歩くので、ロープウェイの駅に向かいました。

途中で、ライトアップのための飾り付けが随所に会って、楽しめましたね。

ロープウェイは満員。

何処にこれだけの人がいたのか?というくらい。

麓について、バスの時刻表を見たら、予想通り1時間待ち。

御所駅までの3キロを歩きましたが、地味に暑い!

山頂が涼しかっただけに、余計堪えました 苦笑

でもおかげさまで、神経痛はでず、左ひざは壊れずに何とかコンプリート出来ました。

よかった!

御所駅のトイレで着替えて、天王寺駅まで戻り、預けていた荷物を取り出して、銭湯と

居酒屋へ。

これだよ、これ!

ビールが美味い!

せっかく運動して汗を大量に搔いたのに、元の木阿弥になって解散 笑

まあ、いつものことですが、お付き合いいただき、ありがとうございました。

9月は、生駒を走るか、六甲を登るかで、一度は山に行って、10月からの大会に備える

予定です。


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