8月22日、ホテルニューオータニ大阪で終日開かれた、WEBX国際会議に参加しました。
イベントの様子は、翌朝の日経新聞でも掲載されていました。
SBI北尾吉孝氏「大阪を最先端の金融都市に」 Web3会議で吉村洋文知事と対談 – 日本経済新聞 (2025/8/23日本経済新聞電子版)
最初のセッションで、SBI証券の北尾会長と一緒に登場した大阪府の吉村知事は、「国際金融都市大阪」構想に熱弁をふるっていました。
次に、会議の実質的なスポンサーであるSBI証券の北尾社長が、金融都市大阪にかける
自らの思い思いを語りました。
会議のプログラムは写真の通りですが、午前10時の開始から、午後6時の閉会、それから
午後8時過ぎまでのネットワーキングの間、ずっと「ブロックチェイン」「セキュリティ
トークン」「暗号資産」などの言葉を聞かされていると、まるで世界が実物資産から、全面的にWEB3の世界に移行したかのような錯覚を覚えました 苦笑
午前中の目玉講演である北尾社長の話には、SBI証券の貪欲ともいえるWEB3への進出が
語られました。
その一部は、翌日の日経新聞に、「株式をトークン化する」として掲載されました。
SBI、株式トークンの取引基盤開発 北尾氏「海外に追いつく」 – 日本経済新聞 (同上)
北尾さんの話を聞いていて、昨今のSBI証券の銀行買収・提携の動きを考え併せて、
北尾さんの目指す第4のメガバンクは、実物資産で重きをなす3メガバンクを尻目に
WEB3の世界でトップバンクを目指すことが目的なのかなと思ってしまいますね。
「第4のメガバンク」再始動 SBIが東北銀に出資、融資・システムで先導 – 日本経済新聞 (同上)
SBI証券の力の入れ方は、昼食弁当にも現れていました。笑
会議参加者全員の弁当を用意したのだからご立派です
お茶とともに美味しく戴きました。ご馳走様でした。
午後の目玉は、片山さつき元大臣がパネリストとして登壇した「暗号資産の国際規制」で
暗号資産への課税が、来年度の立法で、資産課税から有価証券課税(原則20%)に変更の
見込みということと、日銀はCBDC(中央銀行デジタル円)に消極的で、流れとしては
ステーブルコインを使う方向という話でした。
ステーブルコインは、この会議の目玉の話題で、かなり盛り上がっていました。
CBDC、ステーブルコイン、ほかのセキュリティトークンは、同じくブロックチェイン上に
構築されているのだが、どのように違うのかという基本的・根本的な話題も語られていました。
また、片山元大臣と一緒に、先日日本円のステーブルコイン発行の認可を得たJPYCの方は、
日本でのステーブルコイン発行許認可に絡む準備や規制当局との話も語ってくれました。
最後は、平将明デジタル大臣が、現在と今後のWEB3行政や規制の方向、AI活用などについて、具体的な話を聞かせてくれました。
いずれも、最新かつ滅多に聞けない話が多かったので、とても面白くて参考になりました。
ネットワーキングでは、WEB3関係のスタートアップ、ベンチャーキャピタルなどと話しましたが、中に東京から来ていたブロックチェイン専門の会社があって、「パブリックチェイン」と「プライベートチェイン」の違いなど、基本的なことを教えてもらったことは有難かったですね。
いろいろと刺激になった会議ですが、これからも機会を見つけて、知識と情報のアップデートを心がけないと、すぐに置いていかれそうなくらい、世の中の進歩が速いことがよくわかった一日でした。