ロシアがウクライナと戦争を始めて、世界の物流が滞り、米国と中国の対立が鮮明になってきて経済のブロック化が進んできています。
トランプ大統領は、国際社会の方向性を決めるのは、G2つまり米国と中国の2大国家で、あとは雑魚の国々と言っているように思えますね。
米ソ冷戦が終結してから、中国を自由主義国家世界に迎え入れることで進んできたグローバリズムは、完全に逆回転して世界は反グローバリズムになりました。
反グローバリズムの世界というのは、昔返りの世界です。
トランプ大統領は、19世紀初めのモンロー主義や、同じく19世紀後半に関税引き上げをリードしたマッキンリー大統領の名前を引用して、自身の政策を正当化しています。
習近平主席は、アヘン戦争などで欧米列強に侵略される遥か以前の強い中国を再現すべく、
中国の夢を追求しています。
プーチン大統領は、かつて巨大な領土と衛星国を支配したソビエト連邦の復活を意図して
ウクライナへの侵略を開始しました。
この3国は、それぞれ南北アメリカ大陸(または西半球)支配、ユーラシア大陸(北朝鮮からイランあたり+アフリカ)支配、ユーラシア大陸(北部+東ヨーロッパ)支配を目論んでいます。
彼らの支配の方法は、文化や政治などの、いわゆるソフトパワーだけではなく、軍事力を
中心にしたハードパワーを前面に押しだした、完全に力による支配です。。
今後の世界の動きがどうなっていくのか?は大きな関心事ですが、正直なところ私に分かるわけもありません。
トランプ、習近平、プーチンの3人の独裁者が何を考えているかも、さっぱり分かりません。
しかし、一つだけ推測できることは、3人とも自分の命の終わりは意識しているだろうということです。
トランプ氏は79歳、習近平氏は72歳、プーチン氏は73歳。
全員元気そうに見えますが、確実に老化している年齢です。
日本では、菅元首相が77歳で引退表明しました。
麻生元首相のように、85歳で現役を続行中の人もいますが、パワフルとは言えませんね。
それなのに、聞くところでは、トランプ氏は別にして、習近平氏は盟友と言われた軍人を失脚させたばかりです。周囲はイエスマンで固めているとも言われています。
プーチン氏も、側近だった人間を暗殺などで追い出した過去があります。
年齢を考えれば、常に万全の体調を維持できているとも思えません。
トランプ氏は「引退することは、存在意義がなくなることだ」と考えているようなので、
記憶に残る功績を得るために、まだまだ無茶をやりそうです。
(日本経済新聞電子版 226/1/28)
人間は年齢を重ねると、死が近づくこともあって、時に感情のコントロールが難しくなります。
医学的には、前頭葉が小さくなるなどの説明があるのでしょうけれど、外から彼らの脳の中を可視化できないので、想像するほかはありません。
周囲にいる家族などの存在が、精神を安定させてくれるうえで重要になってきます。
この3人の精神の安定は、どうやって支えられているのでしょうか?
とても気になります。