今日は、ピレネー絶景シリーズ第2弾。
標高2000メートル、トロッコ列車の旅。
午前7時にルルドのホテルを出発。
アルトゥースト・ファブレージュへ向かいました。
天気は、お決まりの曇り、あとから晴れ女パワーで回復予想。笑
バスでダムが作った人造湖ファブレージュ湖につくと、そこからゴンドラ。
そのころには、予想通り、すっかり晴天 笑
ゴンドラでプチトランの駅に上ると、まず絶景!
皆さん、写真を撮りまくり 笑
そこから、トロッコ列車ラ・プチトラン・アルトゥーストに乗車
標高2000メートルの気温は20度以下で肌寒い
このトロッコ列車は、ダム建設作業の為に敷設されたものなので、そこそこのスピードで走ります。
従って、体感温度は、恐らく10度かそれ以下で寒い。
50分間列車に揺られてアルトゥースト湖に到着
途中には高山植物が咲き乱れて、右側の花と左側の1000メートルくらいの深さの谷の
コントラストが素晴らしい。
このあたりはマーモット(リスの仲間)がたくさん住んでいるらしく、我々も1匹見つけました。
トロッコ列車の終点からアルトゥースト湖までは20分くらいのハイキング。
多少のアップダインがありますが、なんといっても絶景続き。
昨日のフェリックスとエリーゼの説明を聞きながら、ピレネーの美しい景色を堪能しました。
戻りは同じトロッコ列車で50分。
落ち着いてよく見ると、谷底には放牧された羊の群れ。
どうやらジプシーたちの放牧通路のようです。
スペインにいたころ、自宅の近くがジプシーの放牧通路にあたっていたみたいで、時折
羊の群れを追ったジプシーたちを見ることがありました。
ジプシーたちは、羊飼いのほかに、南のアンダルシア地方ではフラメンコの歌手や踊り手としても活躍しています。
トロッコ列車でゴンドラ駅まで戻って、再びゴンドラで麓まで降下。
人造湖近くのレストランで昼食。
ここのガルビュール(野菜と白いんげん豆スープ)は美味しかったですね。
ここではザ・京都人ご夫婦と同席でした。
2人とも京都出身で、結婚して嵐山に住んだそうです。
困っていることは、外国人観光客の氾濫。
特に、バスに乗れない、動かないこと。
京都人が「前の戦というのは応仁の乱のこと」というほど誇り高いと言われるが、
今はそれほどではない。
しかし、結婚して嵐山に住んだ頃に「生粋の京都人は碁盤の目の中で生まれ育った人のこと」と域外から来た自分たちにいけず(意地悪)した人がいたと言っていました。
もしかしたら、30年以上たっても恨んでいるのか?笑
正直に言うと、対面で言うことと、心で思うことが大いに違うことはあるそうです。笑
ここでも少し土産物を見てから、バスでスペインのサラゴサまで約200キロの旅。
午後6時ごろにホテルについて夕食。