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スペイン民主化(研究ノート) – 定年男子のランとマネー
  • 定年男子のランとマネー

1981年2月23日午後6時、スペインの首都マドリードでクーデターが勃発した。

アントニオ・テヘロ中佐に率いられた治安警備隊186人が突如国会議事堂に乱入し占拠した。

彼らの狙いは国会議員全員を人質にすること。

その日は直前に辞任したスアレス首相に代わる新首相を選出するため、すべての国会議員は議場に参集していた。

テヘロたちは議場に乱入し、天井に向けて拳銃を乱射して威嚇した。

国会議員たちはあっけなく拘束された。不服従の意思を示したのがわずかに三名。メダージョ副首相兼国防大臣、カリージョ共産党書記長、そしてスアレス首相だ。

偶然にも国営テレビが後継首班選挙の模様を全国へ放映中だった。

史上初めてクーデターが実況中継された瞬間である。

同時にマドリードから400キロ離れたバレンシア市で、ミランス・デル・ボッシュ将軍が市中に戦車部隊を投入し戒厳令を発布した。


8月も終わりになって、パソコンの中身を整理しようかとファイルを開けると、

7年ほど前に修了した放送大学大学院の論文集に載せてもらった研究ノートの

投稿原稿を発見しました。

懐かしかったので、いくつかに分けて掲載してみます。


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