• 定年男子のランとマネー

スペイン年金始末

1982年から1987年までの5年間、スペインの首都マドリードに駐在したので、 スペインの年金支給の最低基準を満たしたらしく、66歳の半ばから年金を受け取っています。 1982年当時、海外に駐在するときの給与は、日本で2 …

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スペイン年金 生存証明書

スペイン政府に自分の生存を証明するために奈良から大阪に申請に行ってきました。 決して不要不急の移動ではありません。笑 大阪にあるスペイン名誉領事館は、実は堂島のサントリー本社内にありました。 スペイン大使館経由でアポイン …

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ドミンゲス氏の教え

年末年始は昔の仕事仲間の会合が続きますね。 会合に行くと、お互いに久しぶりに会うので、司会者が時刻を図って各人の近況報告が行われますが、僕が参加する会合のメンバーは、概ね仕事を引退する年齢なので、退職したあとの家族との関 …

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スペイン年金請求顛末(回答編)

2020年初めになって、スペイン社会保険庁から年金請求の回答がありました。 前回のブログでは申請を拒否されて、不服申し立てをしたところまでを書きました。 grc-con.com/2019/10/22/pension-of …

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スペイン年金請求顛末

スペインから年金がもらえるかも!! フィナンシャル・プランナーの勉強をしていて、とても気になったのが 「社会保障協定」です。 35年くらい以前では、日本で年金保険料を天引きされ、海外でも社会保険料を払っていました。 大体 …

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スペイン民主化―12(研究ノート)

自身の論文を読み返してみて、筆者は23F事件を一つの国の歴史の流れのなかで浮かび上がった大きな泡がはじけたのだと思う。 30年前の疑問を自分なりに解決した喜びを静かに感じている。 現在の欧州債務危機を乗り越えて、これから …

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スペイン民主化ー11(研究ノート)

 23F事件によって、国民がカルロス国王の真意を知ることとなった。 裁判を通じて軍人たちの醜い誹謗中傷が公となった。 フランコ旧体制を支えた権威は失墜し、崩壊した。 81年にカルボ・ソテロ政権がNATO加盟を決 …

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スペイン民主化―10(研究ノート)

1980年終わりから1981年初めのスペインの政治情勢は、極めて緊迫していた。 度重なるテロの恐怖とスアレスのテロへの穏健な対応への怒りが軍人たちの緊張度を極限にまで押し上げていた。 異常ともいえる状況を解決に導けるリー …

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スペイン民主化ー9(研究ノート)

カルロスはフランコの後継者で軍の最高司令官という表の顔と、フランコ体制を破壊して民主化を推進すると言う裏の顔を、スアレスを利用して使い分けた。 スアレスが採った民主化推進策は極めて過激だった。 たとえば政治改革法案の了承 …

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スペイン民主化ー8(研究ノート)

これは政治的巧者であるカルロス国王が、表の顔と裏の顔という二面性を使い分けていたためである。 本研究では彼の二面性を、個人の生立ち・思想・性格だけではなく、スペイン王家の悪しき歴史を打破するものとして捉えた。  前述のよ …

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