昨年4月に奈良から大阪市内に転居して、1年と少しが経ちました。
車を売却して、徒歩と公共交通機関を利用する生活になりましたが、おかげさまで不便なく暮らしています。
生活拠点のシフトに伴って、これまでの関りを整理して、新しいことを始める時期に来たような気がします。
奈良に住んでいたころは、あまり感じなかったのですが、年齢を重ねたせいか、それとも
坐骨神経痛を患っている為か、大阪から奈良に行くことが、多少億劫になってきました。
山に行くにしても、便利な生駒山や六甲山を考えてしまって、二上山や葛城山は、つい後回しになってしまします。
前の住居での自治会会長職は、任期満了してから転居したのですが、そのほかに、奈良にいたころに関係していた組織は主に2つ。
1つは、放送大学奈良支部同窓会会員。
世話人という役職を頼まれていました。
もう一つは、FP協会奈良支部所属の大和八木スタディグループの幹事。
正式には代表と副代表がいるので、私はお手伝いです。
具体的な役割は、年4回開催されるセミナーの講師を、自分の人脈を中心にしてお願いするというものです。
一つ目の放送大学同窓会については、もしも再度放送大学に入学するならば、
今度は大阪支部所属になることと、世話人会の開催日がオフィスの出社日と重なり、
私がほとんど出席できないことから、申し訳ないのですが、退会をお願いしました。
大和八木SGの講師依頼の役目は、SG発足直後から担当していました。
実は、このSGは橿原市や葛城市などの奈良中部に位置するのですが、最初はセミナーを
開いても参加者が集まらないで、収支はかなりの赤字でした。
これをどうにかしないと、SGの継続できないなと困っている時に、助けてくれたのが、
今は亡き大江秀樹さんです。
大江さんらしい言い方で
「是非私にセミナー講師をさせてください」
「でも、わざわざ東京から来てもらうのは、申し訳ないし、講師料は少額なので、
大江さんの持ち出しが大きくて大赤字ですよ」
「構いません。私は地方が好きで、大切にしたいのです」
大江さんを講師に迎えたセミナーは大盛況。
これに味を占めた私は、大江さんと相談して、毎年1月に講師に来てもらって、
これを恒例にしてもらいました。
すると、「あの大江さんが講師をしているセミナーなら・・」ということもあって
関西を中心に、大江さんつながりで著名な方々が、次々にセミナー講師を引き受けて
くれました。
SGが発足して8年くらいになりますが、おかげさまで毎回の収支は、ほぼトントンか
少し黒字になり、今年の初めに累積赤字も解消されました。
これまで講師の方々にお願いするときは、
「発足直後の弱小SGで赤字です。黒字化する為にご協力お願いします」
と言っていましたが、少しでも黒字化すればこの言葉はつかえません。
それと同時に、私の個人的繋がりでお願いする方々も一巡した感じがあり、私のミッションも終了したかなと思いました。
そこで、今年になって「SGの講師担当からは、外れさせてください」と代表やほかの
メンバーにお願いしました。
それに加えて、表だって理由にはしていませんでしたが、気持ち的には、昨年の元日に
亡くなった大江英樹さんとのご縁が切れてしまったことも、自分の考えに大きな影響が
あったと思いますね。
来年1月に、私が最後にお願いした前野彩さんのセミナーがあるので、そのセミナーに参加したあとは、一般参加者として外部から大和八木SGを応援していきたいと思っています。
2つの関りから離れて、実は来年から新しいことにチャレンジしようかと思っています。
相手があることなので、成功するか、失敗するかわかりませんが、
年内には成否が分かりますので、上手くいったらブログに書きます。笑