• 定年男子のランとマネー

公的年金

社会保障について少しずつ学習を始めました。

一番先にぶつかったのは「公的年金」です。

100年安心」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

今は公的年金の安定性を揶揄するときに使われる言葉ですね。

 

この言葉について、慶應義塾大学の権丈教授は、政府は100年安心という言葉を使っていないと述べておられます。

(権丈善一「ちょっと気になる社会保障」p165-6

 

2004年の年金政府度改革で導入されたのは、5年ごとの財政検証の際に、毎回その時点から100年先を見通して年金財政の検証を計るということです。

人口動態はかなりの将来まで見通せるので、5年ごとに人口予測に基づいて 100年先まで考えて制度を手直しし続けようというだと思います。

 

この言葉を使って野党があまりに批判するので、2009年当時の舛添厚生労働大臣が国会答弁で「政府として100年安心とうたったことはない」と答弁しています。

 

最近は誰も100年安心とは信じていないので、この言葉自体が使われなくなりましたが、100年安心という言葉のおかげで公的年金の不安定性が印象付けられて、さらには主に若い人の保険料不払いが発生したのではないかと思います。

 

人心を惑わすようなこの言葉が、どうして流布したかというと、恐らく過去数十年にわたって公的年金が政争の具に使われてきたからではないでしょうか?

 

少しだけですが社会保障を学習してみて、僕は厚生労働省と政府の説明を野党が批判して与党が反論する・・という論争の過程で、学者やジャーナリズムが参戦して、様々な誤解、曲解、嘘やデマが飛び交ったという印象を持つに至りました。

 

正しい姿は何なのか?を探るために、微力ですが学習を続けてみたいと思います。

進展があれば記事にして掲載します。



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