5月4日の早朝に思い立って、天理駅から山の辺の道(北コース)を歩いてきました。
スタートは近鉄電車の天理駅でした。
午前9時です。
GW前半は曇天続きでしたが、後半は快晴続きです。
天理本通り商店街を抜けて、石上神宮に到着しました。
天理市は天理教の本部があり、休日なのに天理大学の学生たちが、自転車を駆って急ぐ姿が見られました。
どうやら天理教の行事があるらしく、天理教本部の前には法被を着た人が何人もいました。
石上神宮にお参りしてから、奈良に向けて歩き出しました。
このあたりは、鄙びた田舎道です。初夏の青空、新緑の木々、鶯の声などを楽しみながら、のんびりと歩き続けました。
日差しは少し強めでしたが、涼風のおかげで、蒸し暑さは感じずに済みました。
絶好の散策日和でした。
でも何故か行きかう人が殆どいません。
みなさんは、もっといい所か、海外にでも出かけているのでしょうか?(笑)
午前10時半ごろに、白川溜池に着きました。
ここは白川ダムの貯水池ですが、溜池の周囲には沢山の釣り人が糸を垂れていました。
ここでおにぎりを1個食べました。
横のグラウンドでは、沢山の高校生が集まってラグビーの試合をやっていました。高校生でもがっちりした体つきでした。
すれ違ったラガーメンたちは、きちんと挨拶してくれました。
「奈良県のラグビー大会やっているの?」
「いえ、練習試合です」
「高校生がたくさん集まっているから大会かと思ったよ」
高校生たちは、笑顔で見送ってくれました。
沿道には花が咲いていました。
少し行くと、弘仁寺でした。
山の辺の道は、迷わないように標識が整備されているのですが、この辺りからよくわからなくなりました。
弘仁寺を過ぎて、円照寺に行くあたりで、道を間違えてしまい、行き止まりに向かって延々歩き、おかしいと思ってgoogle mapを開いて修正をはかりました。
スマホを見ながら、2個目のおにぎりを頬張りました。
エネルギーを充填してから、道路沿いを歩いて奈良に向かいましたが、途中でまた標識が見つからなくなりました。
Google mapは春日大社までの道を最短で示していますが、僕の目的は山の辺の道を歩くことなので、ここで道を変えて山の方向に向かいました。
すると漸く山の辺の道らしいところに出ることができました。
歩き続けて、白毫寺を過ぎ、ようやく鹿のいる春日大社に到着しました。
春日大社はインバウンド観光客で大賑わいでした。
春日大社から東大寺前を通り、近鉄奈良駅まで歩いたのですが、山の辺の道と大違いで、溢れる人で歩行が難しいくらいでしたね。
「奈良にこんなに人が来るんや!」
驚きました。(笑)
帰りにジムに寄って、水風呂に入って、疲れた筋肉を冷やした後、おつまみを買って帰り、家に庭でビールやハイボールをたらふく飲んで寝ました。
いい休日だ!