• 定年男子のランとマネー

最近、何人かのお客様から連続して相談をお受けしました。

今年の4月にオフィスを開けたのですが、コロナの影響もあって新規開業のFPには旧友が一人声をかけてくれた以外はしばらく閑古鳥が鳴く状態でした。

オフィスは大阪駅前岱ビルの10階です

と言っても宣伝をほとんどしていないので当然です。

FIWA(みんなのお金のアドバイザー協会)の正会員にしていただいて、ホームページに掲載してもらったので、それを見てこられたお客様がおられました。

それから別の旧友とラン友さんも相談に来られました。

守秘義務があるので、内容は記載できませんが、相談に来られる方はある程度将来のことを考えて、自分でもいろいろ手段を講じている方が多いですね。

ただ、第三者から見て「自分のやっていることが理にかなっているのか?」とか「抜けているところはないのか?」などを知りたいという気持ちが強いようです。

「背中を押してほしい」というご希望を感じることもあります。

私は金融商品の販売や紹介は一切せずに、資産形成のアドバイスすることだけで手数料を頂きます。(手数料は面談時間単位で頂きます)

私のやり方は、事前に頂いた情報を基にして、できるだけ数字に基づいたお金の予測とヒヤリングした「悩み」を見える化をしてお客様に示すことにしています。

そこから相談が始まるのですが、普段からよく考えている方は、第三者的な考え方をお示しするだけでご自身の課題を認識されて、解決に動き出されます。

私は少しお手伝いをするだけですね。

このやり方はなかなか好評で、「数字で説明されて自分の状況がよく理解できた」「悩みの見える化で自分の課題がよく認識できた」といったコメントを帰り際に残されます。

相談に来られた方に限らず、殆どの人は自分と正面から向き合うことが苦手ですが、私は忖度も遠慮もなく、客観的な事実だけを示してストレートにお話しします。(多少は話し方に気を使いますが 笑)

幸いにも今のところ、面談後にお送りした面談記録の返信には感謝の言葉を頂いています。

面談時間は1時間から2時間までくらいですが、お客様の置かれた環境や心理をいろいろと考えながら資料を作るので、準備にかける時間はその数倍になります。

(この辺りは小説を書く作業と少し似ています 笑)

10年以上前に、友人の大学教授と授業について話していた時に、彼は1コマ(90分)の授業の準備に最低3倍の時間をかけると言っていたのを思い出して、自分もできる限りの準備をしてお客様に満足していただくことを心掛けています。

これを自分では「ギブファースト」と呼んでいます。

お金儲けだけを考えれば、2時間の準備で2時間の面談を行う、または全く準備せずにまずお話を聞くこともできるのでしょうけれど、私の考えでは、それではお客様への回答が中身の薄いものになってしまうと思うのです。

お客様を含めて、誰にでもまず自分の持つ能力を提供して満足してもらおうと努力することから始めるのがギブファーストです。

入院中に時々見たニュージーランド旅行の写真

こんなことを考えたのは、実は病院のベッドの上でした。

昨年から今年にかけて何回か入院して、やることがないままに寝ていると

「今までは自分のために生きてきたなあ」

「自分は好きなことをやってきて、今もやっているけれど、そろそろ他者のために何かやってもいいのではないかな?」

私は現役世代のFPさんのように、家計改善の細かいテクニックなどには不案内ですが、これからの老後生活に思い悩んでいる方がおられれば、その方たちに対して、これまでの社会人としての経験とFPとしての知識がお役に立つようなアドバイスを気長に続けていければよいかなと思っています。



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