• 定年男子のランとマネー

2月26日、大阪マラソンを走ってきました。

毎日の習慣で、起床すると、すぐに血圧を測るのですが、この日はかなり高め。

2回測っても、依然として高いままなので、医者の指示で強めの降圧剤を服用するかを

考えました。

医者の話では、血圧は運動すると低下するのだが、運動初めには上昇するのだそうです。

運動初めに血圧120から150に急に上昇しても、普通の人は大丈夫だが、血圧の高い人が

血圧160から急激に200になると血管が損傷するリスクがあるので、運動は勧められないそうです。

気になるのは、降圧剤による血圧低下と、運動による血圧低下が重なった場合です。

かなりの低血圧になって、めまいなどがおこると困るなあというのが心配でした。

年齢を重ねると、血圧のコントロールは難しくなりますね。

結局、降圧剤を服用して、会場に向かいました。

調子が悪ければ、リタイヤです。

当日は寒くて、風も冷たそうでした。

当初からノンビリ走ろうと思っていて、スタートは午前9時45分の最後の部でした。

森脇健児さんや、アンミカさんの激励を聞きながら、大人数でのスタート。

初めは歩くのがやっとの、超スロースタートでした。

走り初めは、キロ6分30秒をキープしていましたが、10キロ行く前に、身体が

思うように動かなくなりました。

(これは、最後まではムリやな。棄権するかな)

しかし、事前に18キロと20キロで、一人ずつ応援してくれていると聞いていたので、

なんとか中間点の21キロまでは走ることにしました。

ところが15キロくらいから、足が動かず歩く羽目に。

18キロと、20キロ地点で、応援の友人を探したのが見つからず。

逆に中間点で応援してくれていた、別の友人から、走っているところに

「中間点で見つけられなかった」というラインメッセージが届きました。

その友人は、「ゴールまで頑張って!」とエールをくれたので、頑張って24キロくらいまで

歩き走りしましたが、力が入りません。

「もしかして、ハンガーノックかも」と思って、持参のジェルを投入、少し元気が出ました。

28キロくらい、もう一度ジェルを投入。これで手持ちの食糧は終わりです。

大阪マラソンは、エイドは水とアクエリアスだけで、食料がありません。

前回走ったときは、もっといろいろ置いてありましたが、どうやらコロナで無しになったようです。

水分ばかり取って、エネルギーが不足してくると、身体が冷えてきます。

もしかすると、身体が動かなかったのは、冷えたからかもしれません。

気温もかなり低くて、周囲には「寒い!」という人や、ダウンを着ている人までいました。

原因はともあれ、30キロで、(もうやめた!)と思ったのですが、不思議なことに

身体は(まだいけるよ)とばかりに動き続けました。

フルマラソンは、これが41回目なのですが、過去40回の経験から、身体が行けると言っているようでした。

時計を見ると、情けないことに、キロ当たり9分30秒くらいという、超鈍足。(笑)

30キロで3時間40分くらいかかっていたので、キロ10分としても2時間。

このままでいけば、5時間40分でゴールに着きます。

(では、目標は6時間切り)と切り替えて、とにかく進みました。

5時間半から6時間ペースでは、沢山の人が歩いています。

道路わきに座り込む人も、結構な数です。

久しぶりに見た光景です 笑

途中で、沿道の人からもらった、イチゴ味の飴を舐めながら、エネルギー不足を補いました。

下寺町では、出店の食べ物を買っている人もいましたね。

(みんな、お腹が空いているんだ)と思いながら、黙々と進みました 笑

今里筋を過ぎると、大阪城公園です。

40キロと41.9キロで応援していると聞いていたので、探したけれど見つからず。

代わりに、ゴール近くでラン友さん2人と目が合いました。

男性は写真を撮ってくれて、女性は「ミツオさ~ん」と黄色い声援を送ってくれました 笑

ゴールタイムは、ネットで5時間53分07秒。

過去最悪の記録です。

前半の早いうちから、歩いてますね。後半もグダグダ 笑

28年前の初マラソンでも、4時間40分だったので、記録と記憶に残りますね 笑

身体が冷え切っていて、汗もかいていなかったので、そのまま上着を着て、電車に乗って、自宅に帰りました。

すぐにお風呂に入ったのですが、湯船に浸かっても、身体が冷たい感じがしたので、

結構冷えていたのでしょうね。

体力が無かったのか、年齢で体温調節能力が低下したのか?

原因は分かりませんが、大会当日の体調と天候には、ますます注意が必要なようです。


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