山へ行くようになってから、一度は黒部渓谷や黒部ダムを見てみたいと思っていた。
映画「黒部の太陽」では、とんでもない秘境のように描かれているそうだが、現在は
観光地化しているので、我々のような高齢者夫婦にも気軽に行けるのかなと思って
観光ツアーを探して参加した。
ツアーは「立山・黒部アルペンルート」ツァーで、大阪駅からサンダーバードと新幹線
「つるぎ」を乗り継いで富山まで行って宿泊。
翌日に富山から、美女平、立山室堂、黒部平を経て黒部ダムに至るコースだ。
黒部ダムからは、扇沢駅から再びバスに乗って長野市で宿泊。
3日目は、長野市から善光寺に参詣して、一路海へ。
新潟県の能生で昼食後に、トロッコ列車で黒部渓谷を満喫する内容になっている。
一日目の集合は、大阪駅中央コンコースに午前6時半。
自宅を午前6時前に出たのだが、奈良に住んでいたころならば前泊が必要だっただろう。
2年前に大阪に引っ越した理由の一つは、気軽に旅行に行きやすいからだが、奈良に住んでいたならば、そもそもこのような旅行に参加しなかったと思う。
集合場所で添乗員さんと合流してサンダーバードに乗車。

参加人数は添乗員さん含めて総勢で22名。
殆どが高齢者?ペアで、若めの女性が一人参加していた。
ペアと言っても、我々のような夫婦のほかに、男同士が数組いた。
他には母娘らしきペア、女性同士のペアもいる。
旅行も多様性の時代かな 笑
恐らく旅行のテーマに惹かれた人たちが、集まってみると結果的に多様なのだと思う。
午前7時に発車した電車は、午前10時前に富山駅に到着。

ここからは、ホテルに荷物を預けて午後4時まで富山市内を自由行動。
添乗員さんからは、路面電車とバスの一日乗車券を手渡された。
夕食が午後5時ということだったので、早めに昼食を取ることにした。
富山名物はいろいろあるのだろうけれど、駅前に立ち食いの「立山そば」があったので
立山そばとます寿司を食べてみることに。

これが美味しかった。
白エビのフライもそばも旨かった。
昼食で満足してから、乗ってみたかった富山市の路面電車乗り場に行って、さっそく乗り方を調べて乗車することに。

目的地は富山城。
妻が大阪に越してきたから、お城の石垣の刻印に興味を持ち出しして、夫婦の散歩で大阪城に行くときは、双眼鏡を持参して石垣の刻印を探しながら歩いている。
刻印には、四角、丸、卍、三角などいろいろと種類があるのだが、事前情報では富山城の
石垣にも沢山刻まれているらしいので、妻が楽しみにしてきたのだ。
妻の一番の目的は星形をした「五芒星」
城の鬼門に置かれた石に刻まれていて、別名「清明印」ともいうらしい。

路面電車の3系統「環状線」に乗車して、国際会議場前で降りて、いよいよ富山城を城攻め 笑
私も探すのだが、熱意の差があって、なかなか見つけられない。
10月上旬だが、天気は快晴、気温は28℃。
暑い!
まず堀の外側から周囲の石垣を双眼鏡で丹念に見て回るが、なかなか見つからないようだ。
石垣の刻印は、石の模様や劣化に紛れて、注意していないと見過ごすことが多い。
また太陽の光が白い石に強く当たると、反射で見えないこともある。
その分、見つけたときは嬉しいものだ。

妻は双眼鏡で、私はサングラス越しに探して公園内を一周したのだが、あまり見つからない。

事前資料を読み直して、本丸鉄門にあるというので、天守閣の方へ行って入館料を払って入ってみることにした。
館内は三層くらいになっていて、江戸時代は加賀前田家の支藩であった富山藩の歴史が
展示されていた。
この辺りは、信長・秀吉の時代は佐々成正が治めていたが、たしか戦国時代には一向宗が
精力をもって守護の富樫氏を追い出したと日本史で習った記憶がある。
50年以上前の記憶なので、やや怪しい 笑

お城の構造の展示の中に、石垣の刻印の写真を集めたところがあって、妻が探していた五芒星も載っていた。
写真の写真を撮って、周囲の景色を思いだしてみたら、公園の入り口あたりに鉄門があったようだ。
天守閣に登ったあとに、再び公園の入り口付近に戻って調べなおしてみたら、あった「五芒星!」

発見に満足して、暑かったので次の目的地に。

つぎは「ガラス美術館」

この建物は、建築家の隈研吾氏の設計で、ガラス美術館と図書館が融合した施設だ。

ガラスの美術品には外国人を含めた観光客が訪れ、図書館には学生を中心に若い人が訪れる。
我々は日曜日の昼時に行ったのだが、結構な人出だった。
常設のガラス美術展示を見て、午後4時まで時間が余りまくっていたので、2階のカフェで
お茶をして過ごすことに。

他の場所へ行くことも考えたが、暑いし面倒なので、そのまま座り込む 笑
しかし44年間も夫婦をやっていると、そんなに議題や話題が続くこともなく、そのうちに
コーヒーも水も飲んでしまったので、かなり早かったのだが、ホテルにむかった。
ホテル到着前に、コンビニによって、翌日の昼食のパンを購入。
翌日は昼頃に室堂に着くのだが、大混雑が予想されていて、レストランの空き待ちで滞在時間1時間が消費されてしまうと、添乗員さんに脅されたために準備することにした。
ホテルに着いたら午後3時前。
チェックインまで1時間以上あるので、ロビーに座って動画などを見て過ごしていた。
最近のAI動画は精巧で、なかなか面白い。
ホテルにチャックインして、荷物整理したら夕食。
宿泊はベッキオホテルなのだが、4階以下は商業施設で、夕食は4階の「海富山」
海産物のお店で、ここの食事も美味しかった。

ビールを一杯だけ飲んで、部屋に戻って休憩してから温泉へ。
8時から大河ドラマを観て、9時過ぎにはご就寝 笑
目的の「五芒星」が見つかって良かった、良かった 笑