1970年の万博は行ったので、今回は人生2度目の万博です。
今回の万博は、一度目に比べて会場の面積は縮小されていますが、参加国数は多いはず
ですし、中身もテクノロジーだけではなく、木材を多く使ったデザインで自然への回帰が
感じられます。
6月2日に、今回の万博へ行ってきました。
2度目です 笑
前回はテストランで、ほとんどの海外パビリオンが開館前だったので、
今回は海外パビリオンを中心に見ることにしました。
午前9時半に舞洲駅について、入場は午前10時過ぎ。
前回は1時間と少しかかったので、やや早くなりましたね。
最初に向かったのはオーストリア館。
音楽をテーマにした展示が魅力です。
オーストリア館を最初に選んだのは、今の仕事の関係で、オーストリア大使館から
万博関係のイベントに3回招待いただき、そのたびにスピーチでオーストリア館のテーマである“composing the future(未来を作曲する)”を何回も聞いたので、実際のところを
観て見たかったからです。
40分待って館内に入ると、今回の万博の為に作曲した、短時間のシンフォニーが、世界に16台しかないというピアノで自動的に演奏されました。
楽団のバックもついて、短い交響曲を聞いているような気分でしたね。
パビリオンの上層階はレストランと展望台のようでしたが、昼食の整理券は売り切れていたので、展示だけで退館。
次の目的であるイタリア館に向かいました。
イタリア館は今回の万博きっての人気館のようです。
待ち時間を聞いたら2時間!
午前11時半に並びだしたので、入館は午後1時半ごろの見込み。
イタリア館前の広場では収容できないので、通路を越えて、大屋根リンクの下に長蛇の列。
幸いにも昨日購入したパンを持参していたので、近くで売っていた「よしもとカレーパン」と一緒にして昼食代わりにして並びました。
並んでいると、「皆さんはラッキーです。土曜日は6時間待ちでした」
どうやらイタリア大使館担当のボランティアらしき人が、列のテープを直しながら、
気休めにもならないことを言って、笑いを取ろうとしていました。
並んでいる人の何人かは、携帯用の椅子を持参して座っていました。
ゲームに夢中になっている人は、一か所に座り込んでいて、前が5メートルくらい空いてからスペースを埋めるために移動していたので、周囲の顰蹙を買って、無言の視線を浴びていました。
ご当人は全く気にしていないようでしたけど 苦笑
二時間と少し待って入ったイタリア館は、力が入っていましたね。
芸術とクラフトを表に押し出した館内は、素晴らしくて、前を行く人がなかなか動かずに
これまた時間がかかりました。
写真だけ並べておきます。
外に出ると庭園までしゃれていました。
イタリア館を出ると疲れて座ってしまいました。
天気は曇り。
幾分か涼しい風が吹いて、心地よい感じです。
次は午後3時半に予約していたシグナチャーパビリオン。
宮田裕章「Better Co-Being」
ウェアラブル端末と芸術を融合させた、意欲的な取り組みなのだが、私の感性が鈍いのでしょう、制作者の意図を体感するまでには至らなかったです 苦笑
Co-Being館を出た後は、東ゲートに向かって会場内をぶらぶら。
何時間も立ち尽くしていたので、身体を動かさないと固まってしまいます 笑
コモンズ館に入って、普段なじみのない国々展示を楽しんでから、午後5時に地下鉄に
乗車。
夕食の買い物に行く時間がなかったので、自宅近くの居酒屋で一杯飲んで帰宅。
次回万博に行くならば、夕方を狙って、夜景を楽しみに行くかな。