• 定年男子のランとマネー

カルロスはフランコの後継者で軍の最高司令官という表の顔と、フランコ体制を破壊して民主化を推進すると言う裏の顔を、スアレスを利用して使い分けた。

スアレスが採った民主化推進策は極めて過激だった。

たとえば政治改革法案の了承を得るため、幹部軍人たちを官邸に招待し、交換条件として共産党の合法化は絶対にないことを明言しながら、わずか半年後に抜き打ち的に合法化してしまった。

イースター休暇中にいきなりテレビ放送で共産党の合法化を国民に知らせる方法を採ったのである。

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終わりに近づいています。(笑)


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